
ペンチの押出素形材
押出成形機を用いてアルミニウムのビレットを加熱,金型から押し出してつくられたアルミ材です。
特性:
長所:金型は安価,強度は鍛造とダイカストの間。表面処理の陽極酸化処理の色は多様化可能で,アルミ材に最適。
短所:形状の複雑すぎるものは不可能。
代表的な製品:アルミサッシ,放熱片,光電製品,管材。

ペンチの旋盤加工
CNC(コンピュータ数値制御)旋盤:外径 ø3mm~ ø250mm,長さ1~600mm,ø15~ø80mmの範囲内の加工を専門に行います。精度 ± 0.005mm。切削工具には,多結晶ダイヤモンドツールを採用しているため,外観及びねじ切り加工でははっきりした外観やねじ山をつくります。また,特殊な取付具と治具で挟み込む故,変形を防ぎ,工具サイズの精度および外観やねじ山の品質を確保します。

桿鉗MC加工
コンピュータ数値制御マシニングセンター:不規則形状を加工します。120*120*120mm内の加工範囲及び四軸加工を専門的に行います。カスタマー化した取付具・治具及びツールを用います。加工精度は±0.01mm。

ペンチの陽極酸化処理
通常の陽極酸化処理は「装飾性陽極酸化処理」とも呼ばれ,陽極処理された膜厚は約6µから15µ 前後。その特性は,アルミ材表面に,はっきりした耐腐蝕性の表面を一層形成し,並びに,顧客のニーズに応じて光沢処理か非光沢処理を行います。形成される表面が多孔質であるため,浸透性に優れ,多様な色の変化が可能であるのが一般的な陽極酸化処理の特徴で,アルミニウム材を原料とする製品には最良の外観保護ができます。金属の光沢と美観に優れ,物品の錆びと磨耗を防止し,伝導率・潤滑性・強度・耐熱性を向上させ,熱処理により浸炭と窒化を防ぎます。